※1m単位での切り売りです。カートに入れて、必要な長さ(m)分の個数に調整してください。
軽量・柔らか・掴みやすい太さ(ネコポス対応)
保水しにくく、水に浮く、非常に軽量なロープです。
柔らかくて、質感・太さ的にも握りやすく、グラブラインにおススメ。
グラブライン ⇒ フリップ時に掴める場所
パックラフトにおいて、最も大切なことの一つがリカバリー(再乗艇)です。
その時、簡単につかめるものがあるかどうか、非常に大事なポイントになってきます。
グラブラインとは、パックラフト前後のグラブループに結んで設置する、パックラフトを手でつかむためのロープです。
実は、グラブラインがない状態のパックラフトは、ツルっとしていて、あまり掴むところがありません。
バックレストなど、舟の内側には掴めるものがありますが、パックラフト本体のチューブが太いので、いきなり水面から中を掴むのは意外と大変です。
という訳で、とりあえずただ水面にライフジャケットで浮かんだ状態でも、楽につかめる位置にロープがあることが大切なのです。
ただし、ロープがあるということは、自分自身が絡まるリスクがあるということでもあります。
舟のどこかをつかめればそれで十分なので、例えば前方4つのグラブループを使ってグラブラインを張り、後方2つにはフネを縛るスリングを張るなど、フネをぐるっと一周しない(側部を開ける)設置を推奨します。
必要な長さの目安
標準的なグラブループのセッティング(バウ4か所、スターン2か所)の場合で、
・バウ4か所のループをつなぐ ⇒ 約2m
・スターン2か所のループをつなぐ ⇒ 約1m
(スターン2か所間は本体を縛る付属のウェビングベルトで代用可能)
※ただし、ロープの結び方や船の仕様によって変化あり。
別の使い道
①運ぶときの持ち手
バウやスターンの端部に付けたら、フネを引いて運ぶための持ち手にすることもできます。
浅瀬でフネを降りて引いて運んだり、係留するときに結ぶ場所にしてもいいと思います。
②急流で掴む持ち手
タンデムの前のシートなど、大きな波が直撃する人がつかめるようにしておくとチンする可能性が減ります。
素材詳細
素材: ポリプロピレン
(軽耐摩耗性が高く滑りにくい質感となる加工を施した繊維を使用)
直径: 7 mm
重量: 約18 g/m
静的引張強度: 1.9kN
軽量で必要十分な強度です。
より太ければ、より強力になるものの重くなります。一方、より細ければ、より軽くなるもののつかみにくくなります。
グラブライン=「掴む目的のロープ」と考えると、6~8㎜くらいの太さがつかみやすさと強度のバランス的におススメです。
<注意>
- スローラインに使うような大きな荷重を想定したロープではありません。
- グラブラインはたるんでいると、体が絡まる危険があり、逆に危険です。たるみなくしっかりと結束してください。
- 余ったロープが垂れていると引っかかるなどのリスクがあり危険です。不要な部分は切り取ってください。