無人島探検セーリング!!
身近な水辺を探検しよう!!
試作セーリングキットのテストを兼ねて、風の吹いたタイミングで近所の川へ行ってきました。
・初回テストの様子はこちら
・開発のきっかけとなった、簡易セーリングを使用した瀬戸内海のパックラフトツーリングはこちら
身近な多島海??
そこはパックラフトを始める前から気になっていた場所で、川の中州が小さな島々となっている、ちょっと不思議な場所です。
航空写真を見ると大小さまざまな島が無数に
なんとなく、瀬戸内海の多島海的な雰囲気をスケールダウンしたような感じにも見えます。
もちろんどれも無人島なので、気分はさながら無人島探検隊!
島々の間を抜けたり、細い入り江に入ってみたり、木が大きく成長していることもあり、ジャングルクルーズ的な趣もありました!
川ですが、非常に流れの緩いエリアのため、子供でも漕ぎやすい場所でもあります。
セーリング、いけそうです!
前回、海でのテストでは風がなかったために、その性能は未知数のまま終わってしまっていました。
今回は、風がある日を選んでのセーリング!
これならいける!と期待が膨らみます。
近所の土手からアプローチ
セーリングキットのセッティングも2回目なのでだいぶ慣れました。
準備ができたら乗り込みます。
今回は、川漁の舟がつく簡易の船着き場を使わせてもらいました。
足場一つで乗り込みが楽になりますね。
風で流されるので係留は忘れずに!!
さて、風は川上! 風速は約2m/s!
強い風ではないけど、行けそうです!
問ことで、いざ出航~~!!!
風で進んでる~~~
時折、3m/s程度までの風が安定して吹いている状況。
風に対してほぼ横方向に進んでいるじゃないですか!!
(もちろん横滑りもある程度ありそうですが)
おそらく、タンデムの長さ、バウ・スターンのスケグ、3人乗りの重量での船体の沈み、主にこのあたりが総合してキール力を発揮し、概ね行きたい方向に進めているのだと思います。
もちろん、風が強くなれば、横滑りも置きくなるとは思います。
ヨットで言うセンターボードのようなものは、どれくらい必要なものなのか、それは今後の活動の中で検討していくとしましょう。
多島中州探検!!
さて、行けそうだと分かれば、島々の間を探検に出かけましょう!
「あの島に行こう!!」
だれかが目標を決めて、そこに風で向かいます!
進んでいるねぇと手を付けて確認(笑)
大きな木の島にむかいます
急に舵を切るとセールが逆向きに。ちょっとびっくり。
上陸!!
上陸の時は、セールからテンションを抜き、手漕ぎでゆっくり。
「おお~~~、探検隊だ~~~!」
今までただの風景だった川の中州が宝島のように、あるいは秘密基地のように感じられました。
「島の名前どうする!?」
完全に島の第一発見者気分です(笑)
これは楽しいいい~~!!
入り江状の地形
「次はあそこ行きたい!」
入り江状の地形を目指すことにしました。
風上に向かう方向ではパドリングをします。
そのあたりの使い分けはセーリングで進めるか否かというシンプルなもの。
風で進めなければ漕げばいいということです。
入り江地形に入ると急に風が消えました。
雰囲気がガラッと変わりました
静けさの中に鳥の鳴き声が響きます。
開けた環境と違う周りの見えないドキドキ感・・・
ちょっとしたジャングルクルーズ気分です。
船頭交代
「私も漕ぎたい!」
ということで、後ろの船頭を交代。
「好きなところに行っていいよ~。」
浅いところもへっちゃら
頑張って漕いでます(笑)
小学生の姉。
ラダーの入れ方がピンとこないようで、漕いで向きを調整。
セーリングの力と合わさってスピードはでますし、それはそれでOKでしょう。
おーっとっと!岸にぶつかるぅ~~!
横風の時は、進行方向の調整次第で風下へ。
まぁ、習うより慣れろ、ですね(笑)
姉さん船頭、目的地に到着
ちょっと大きめの島に上陸!
ハンモックや昼ごはんの用意を持ってきたら一層楽しめそうです!
そろそろお時間
思った以上に行きたい方向に進めたことで楽しかったようですが 、そろそろ帰る時間です。
お父さんに船頭を交代して船着き場へ戻ります。
帰りもセーリング
帰りも川上から風が吹いていたので、ほとんど風の力で帰ることができました。
着替えは巻きタオル
上陸したら、着替えてお片付け。
セールは根元から外せます
身近な景色が素敵な遊び場に変わる・・・
今回は、今までになく家の近くでのパックラフティングとなりました。
当たり前の様に視界に入っていたいつもの景色の中にパックラフトで入っていくと、そこは新たな発見で満ちていました!
パックラフトの持っている大きな可能性を感じることができました。
ぜひあなたも、身近な景色の中へパックラフトで探検に出かけてください!!