男鹿半島パックラフトセーリングの旅 その4(2日目、後半)
風の力で海を旅したい!!
何度かのテストを重ねてきたセーリングキット(テスト1海、テスト2川)。
今回は、試作品作製のきっかけとなるそもそもの素敵な活動イメージ、パックラフトセーリングでの海旅に挑戦してきました😎
場所は男鹿半島西岸!
2泊3日ののんびりツーリングです⛵️(6月下旬)
計画準備、初日キャンプ、2日目前半を経て、今回は2日目の後半!
とうとうキャンプ地に到着です!
当初モデルから、若干改良があり、海でも安心な2気室とすることが可能になりました。
セーリングをする場合、バウ・スターンへのスケグの取り付けオプションがおススメです。
4.パラダイス到着
大桟橋(だいせんきょう)
白糸の滝のすぐ先に出てくるのが、男鹿半島ジオパークの目玉の一つでもある大桟橋です。
おそらく海食洞が一部だけ残ってアーチ状になった?面白い地形です。
岩のアーチ
海食洞の残りカスということもできるかもしれません。ここもいつか消えゆく運命なのでしょう🤔
色々考えていたら貴重に思えて、アーチの下を2往復してしまいました😂
アーチをくぐった先には、そこそこ長い海食洞もありました。
最深部は暗く、コウモリの群落もみられました🦇・・・
一人で行くとちょっと不気味😅
キュキュキュ、と鳴いていました。
周辺は入り組んだ磯でちょっとした迷宮気分😊
水は透明度が高く、シュノーケリングをしても楽しそうです。
・・・が、一人なので、ひとまずキャンプ地第一候補へと向かうことに。
なんだかんだ言ってさみしがってたりして😂
キャンプ第1候補地到着!!!
白糸の滝から大桟橋を越えると、すぐにキャンプ地第一候補の浜です。
一見してよさげ
遠くに見えた時点で、かなーりよさそうなことは想像できました。
よーし、到着&上陸~!
とりあえず、パックラフトを係留し浜を散策。
ドドーン!!!
ぐるりと断崖絶壁に囲まれ、ほぼ真西を向き、十分な広さのある浜。
100メートルもあろうかという背後の崖からは、水量豊富な滝が注いでいます。
薪も十分すぎるほど豊富です。
素晴らしい隔絶感・・・・まさに求めていた場所です😂
エスケープが困難、という言い方もできるかもしれませんが・・・
パックラフトも上陸
タンデムパックラフト Albatross ここまでよく頑張りました
さあ、時間的にはまだ進めるけど・・・
どう考えても2日目のキャンプ地はここで決定です!
そうと決まれば、さっそく寝床探し。
できるだけ・・・真水と薪の確保が楽で、海と斜面からの距離が適当で、整地しやすい場所を選びます。
場所が決まれば荷物を運び、一休みの前に水分補給。
うまい!
ここの水は量も質もばっちりでした。
お次は食糧調達。
磯に行けば、カメノテやら貝やら、簡単に手に入るものが色々見つかりました。
カメノテがデカ目でうれしい
海食洞発見
けっこうデカかった
ぼちぼちベースに戻り・・・
薪は周りに沢山あるので、大きなものだけいくつか収集。
寝床は大きな礫をどけ寝やすいように少し整地。
テントは・・・今日もいらないかな・・・と思いましたが、一応出してポールなしで荷物にバサッと被せておきました。
ふー・・・😆
ここまで出来たらあとはのんびりと😄
日が沈む前に小さく焚火を始めてコーヒータイムです☕️
地図を確認したり、あとはぼーっとして過ごしました。
夜空と焚火
太陽が海に近づいてくると、だんだんと空の色が赤く染まってきます。
背後の岩壁も・・・
夕焼けに染まる崖
これからしばらくの間、刻一刻と移り変わる西の空を色を眺めていました。
時々焚火に薪をくべ、ちまちまと貝をつまみながら・・・
巻きが豊富な幸せ
落陽
夜の始まり
幻想的な夕焼けに終わりが近づくと、一番星が顔を出しました。
一番星見えるかな
本格的に暗くなると、頭上には満天の星空が広がっていました。
食事を終え、焚火の前でゴロゴロ・・・
時々薪をくべながら夜空を見上げていましたが、そのままいつしか眠りに落ちていました。
やはりテントはいらなかった・・・
こうして、パックラフトセーリングの旅2日目が終わりました。
想像以上の素晴らしいキャンプ地に巡り合い、久々に一人の時間を満喫しました。
でも、この喜びを分かち合う仲間がいればもっと素晴らしい時間になったかも・・・そんな気もしました😊(やはり寂しがり屋ですね)
さあ、いよいよ夜が明けたら最終日。
電車・飛行機で帰るのでタイムリミットがあります。
今回の旅でぜひ見たかった所と、時間の制約との板挟みで・・・
続きはまた次回です✋
(最終日はこちら)